2016.03.20. イースターコンサート
イースター・サンデーのちょうど一週間前にあたる『棕櫚の主日』に、韓国人メンバー・チュンウーの所属する福音派教会でのコンサートでした。
実はこの『棕櫚の主日』、わたしたち全員が所属する合唱団は毎年かならず修道会ホームグラウンドであるミノリーテン教会のミサで演奏する習わしになっていて、12時にミサが終わった後ダッシュで移動し、大急ぎでゲネして着替えて本番!でした。
本来であればそのままミノリーテン教会で演奏してしまえばよい話ですしそのつもりだったのですが、この日は新しく信徒宣言をするこどもたちのためにささやかなパーティをすることになったり、コンサートは聴きたいけどパーティは待てない、準備もバタバタで大変…usw.(ドイツ語のetc.です(;^_^))と、会場を移すことになりました。
『棕櫚の主日』のあとは、キリストが処刑へ向かう悲しみの一週間がはじまり、音楽は禁止になります。音楽だけでなく、ほかの娯楽や食事もそれぞれに少し精進したりしてつつましやかに過ごす期間なので、みなさんに春を迎える明るい気分で今日を終えていただきたくて「音楽の花束をヨーロッパとアジアより」という副題をつけ『花』をテーマにコンサートを組み上げました。
このコンサートのために歌とピアノアンサンブルにアレンジした『さくらさくら』と、イタリア映画音楽の巨匠モリコーネの『ニューシネマパラダイスのテーマ』はこの後わたしたちの重要なレパートリーのひとつになります。
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